2023年5月度の業界平均値データでは、計測している全ての数値が、先月比で改善されています。
特に「全体窓口売上」は、先月から約10万円増加して235万円を超えました。
これは2022年6月以来となる高い数値です。
売上が1月~2月に落ち込み、そこから夏にかけて増加していくのは例年の傾向です。
今のところ、2023年もこの傾向に当てはまる推移となっています。
売上を安定させたいのであれば、再び売上が減少すると推測される8月以降に、どんな施策を打つかが重要といえるでしょう。
※1 本記事で使用している業界平均値データは「レセONEプラス」「Ligoo POS&CRM」導入院のデータから算出したものです。
本記事では、これらの業界推移や前月比較データから課題を読み解き、今後に向けた対策について詳しく解説しています。
窓口売上は全体で約10万円増加(先月比)しています。内訳では「継続窓口売上」が、先月比で約6万円増加、昨年同月比で約10万円増加しています。
売上の増減に対して大きな影響をもっているのが、継続患者様だということがわかります。
※継続患者様:最終来院日から1ヵ月を空けずに来院されている患者様
「継続窓口売上」が増加したのであれば、「継続患者様が増えているのか?」というと、そういったデータはありません。継続患者数は、先月比で1.4人の増加のみ。昨年同月比では0.8人の減少となっています。
人数が増えずに売上が上がっているということは、主要因の1つとして単価の増加が推測できます。
窓口単価は昨年同月比で159円増加しています。先月比では3円の増加なので、この1年での増加率が非常に大きいことがわかります。
純患者数に大きな差はないので、窓口単価が「継続窓口売上」増加の一端を担っていると推測できます。
ここまでご紹介してきたデータは、全国の接骨院に導入いただいている、「レセONEプラス」の顧客管理(CRM)機能によって抽出されたものです。
データ分析から、患者様のニーズ・離反する可能性が高い患者様・院やスタッフごとの弱点などを把握することが可能になります。
さらに、POSレジ、数値分析、回数券管理、LINE連携などの機能も含まれているので、院の業務効率化も実現できます。
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