広範囲の矯正術は、施術者と患者様との体格差によって、物理的な負荷の差が生まれてしまいます。
本器具を利用することで、体格の違いや技術レベルを補い、再現性の高い施術が提供できます。
体幹部で最も大きな面積を占める胸郭を構成する椎間関節・肋椎関節・胸肋関節に対し、患者様や施術者の体位を変えることなく一連の流れでアプローチが可能です。各部位を個別に施術するよりも、時間の短縮が見込めます。
柔軟性が低下した肋骨は後方回旋になり、胸郭(肋骨)のしなりが無くなります。しなりが無くなった胸郭(肋骨)に付着、走行する筋肉が硬くなります。特に肋骨に付着する筋肉は、ガチガチに硬くなり、この様な胸郭部分、特に背部を施術するには熟練の技術を要求されます。
本器具が練度を求められる技術の再現を補助します。
動かなくなった胸郭が運動連鎖を阻害し、他部位に過剰な負荷が加わります。
上位胸郭:頚部・上肢帯(特に肩関節)
下位胸郭:腰部・臀部
胸郭の原因特定はシンプルです。右か左か上位胸郭か下位胸郭の4パターンのなかから、痛みの根本原因が特定できます。原因部分の施術を行う事で、患部に変化を起こします。プロの臨床家として、患者との深い信頼関係が期待できます。
皆様に機器を使った正しい施術を行っていただけるように、技術指導動画を公開しています。
事前の検査も含めた一連の施術方法をご覧いただける動画を用意しています。サンプルとして動画の一部をご覧いただけます。
製造メーカー | ダイヤ工業株式会社 |
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サイズ(吊り下げフレーム) | W1150×D1150×H2120mm |
サイズ(昇降チェア) | W470×D560 ~ 645×H470 ~ 605mm |